SNSで話題の無水油鍋に、生意気にも貧乏フリーターが挑戦

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無水油鍋とは?

ある日、美味しそうな画像で空腹を紛らわせるべくtwitterの料理タグを見ていると、アクアパッツァだのバーニャカウダーだののインスタ映え重視で実用性皆無のクソレシピ群の中にキラリと光るレシピが。

https://twitter.com/ore825/status/1064067808944779265

イケメン料理研究家のリュウジさんが提唱する「無水油鍋」。

無水油鍋のレシピ

  • 白菜 250g (6分の1玉)
  • 豚バラ200g
  • にんにく 2片
  • ごま油 大さじ3杯
  • 酒 大さじ3杯
  • 白だし 大さじ1杯

嘘だろ…?

調味料さえ揃ってたら500円かからんぞ…

「香り」「コク」「旨み」なんてものは我々低所得者には一生無縁のエンターテイメントだと思っていたのだが…?

作ってみた

激狭キッチンに所狭しと並べられた激安食材たち

豚バラ400円

白菜70円

国産にんにく398円

にんにくが国産のものしか売っていな買った為、肉と同じ値段のにんにくを買うハメになったのが腑に落ちないまま調理を開始。

南青山の住人が普段口にしているものとそう変わらないであろうにんにくをトップバリューの激安ごま油で惜しげも無く炒める。

毎月訪れる給料日前の極貧シーズンに狂ったようにペペロンチーノを自炊する筆者が、油でにんにくを炒める際のコツを生意気にも語らせてもらうと

「油とにんにくを鍋に投入してから火を付ける」

にんにくを油で炒めるという作業は、にんにくの香りを油に移す為に行う作業なので、急に熱を加えるより、低音からじっくり炒めた方がいいんだよという完全な受け売り情報を、あたかも自分で編み出した技術かのように記載しておく。

筆者が住む23区内でありながら家賃4万円の4畳半激狭ワンルームに嗚咽するほどのにんにくとごま油臭が充満したところで…

白菜の量に関しては6分の1くらいがいいよとリュウジさんがリプ欄で言っていたところ申し訳ないが4分の1ドーン!

こちとらワーキングプア。腹12分目まで食べないと体力が持たないのだ。

水炊きは白菜に若干火が通ってから肉を入れるのがが好ましいと魯山人かなんかが言っていたところ申し訳ないが速攻豚バラベローン!

こちとらワーキングプア。早く食べて早く寝ないと明日の早朝勤務に差し支えるのだ。

白だしと酒を投入しフタをする。

大さじなんて気の利いたものは当然ないので

白だしドボッ

酒ドボドボドボッ

くらいの感覚でいきました。1ドボあたり大さじ1杯だという確証はない。

フタをする際、「水気が少ない気がするけど大丈夫かな」と素人が生意気にも一抹の不安を覚えるだろうが、そこはリュウジさんを信じて思い切りフタを閉じてほしい。

白菜から十分な水分が出てくるのだ。

年収200万以下の分際で彩りを気にして万能ネギを散りばめて完成!

スープが見るからに濃そう!

感想

要はごま油とにんにくの効いた白菜鍋だった。

シャーロックホームズばりの推理力を持って生きていればレシピを見た時点で気付けそうなものだが、

「鍋の常識が変わるくらい旨かった・・・」などと全盛期のジャグラーばりに射幸心を煽るリュウジさんのツイートにしてやられたという感想。

豚バラと白菜のコンビネーションに関しては今更言及するまでもない。

うまいかと聞かれたらうまいと答える他ない味。

ただ筆者の場合、生来の横着な性格が災いして白菜と同時に豚肉を敷き詰めた為、豚肉に火が通り過ぎてビーフジャーキー一歩手前という舌触りに仕上がってしまった。

豚肉の投入は白菜に十分火が通ってからでも間に合いますよ!

皆さんも是非!

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この記事を書いた人

雑記ブログです。食べもののことを中心にいろんなことを書いています。

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