フリーター歴8年、20以上のバイトを経験してきた筆者が、バイト選びに悩んでいるあなたに強くお勧めしたいのが
「スーパー銭湯」でのバイトだ。
3ヶ月以上同じバイトを続けられたことがほとんどなく、バイト中に手を切った際、「こうすればすぐ作業に戻れるから」とアロンアルファで止血されそうになっただけで怯えてしまい初日にバックれたことすらある筆者でも4年半続けることができたスーパー銭湯でのバイト。
本記事ではその魅力をお伝えしたい。
魅力その1 無料で風呂に入り放題
スーパー銭湯では大概、スタッフは無料で入浴することが許可されている。
これにより家の風呂はほとんど使用することはなかった為、水道代とガス代を非常に安く済ませることができる。
風呂なしアパートに住んでいる人との愛称は非常に高い。
筆者の場合、毎日のようにサウナや炭酸泉に浸かっていた結果、それまでイングリッシュマフィンくらい粉を吹いていた乾燥肌がみるみる改善していった。
魅力その2 食事を社員価格で安く食べることができる
なぜ「銭湯」ではなく「スーパー銭湯」をお勧めするかというと、スーパー銭湯には大抵「お食事処」が完備されているからだ。
このお食事処で提供されているメニューを、社割によって休憩時や勤務後におよそ定価の三分の一の価格で食べることができる。
筆者の働いていたスーパー銭湯では、900円のトンカツ定食を300円で食べることができた為、毎日のように仕事上がりにトンカツ定食に舌鼓を打った後、銭湯を満喫して家に帰るという軽い成功者のような生活をフリーターという貧しい身分ながら実現していた。
魅力その3 生活費が安く済む
このように、バイト先で食事を済ませれば食費が浮く為、理由その1とその2を合わせて
・食費
・水道代
・ガス代
・シャンプー、ボディーソープ代
この4つが安く済むというメリットがある。
魅力その4 コンビニや居酒屋に比べて客層が良い
スーパー銭湯は基本的に入場料が2000〜3000円と、町の格安銭湯に比べて高い為、異臭を放つホームレスや、心にゆとりのない異常に気が短い老人などのタチの悪い客が少ない。
また、ほとんどの公衆浴場は刺青やタトゥーの入った方の利用を禁止しているので、どこからどう見てもヤクザだと解るような、お釣りを渡す手が震えるほど恐ろしい客がほとんど来ないのが精神衛生的に良い。
魅力その5 時給がまあまあ良い
https://townwork.net/jobCategory/jc_011/jmc_01121/jikyuu/
タウンワークが発表しているスーパー銭湯の平均時給によると
東京都の場合、1131円とある。
東京都の飲食やコンビニなど、すべてのアルバイトの平均時給と比べてみると…
5円ほど平均を上回る。
スタッフ待遇が非常に充実していて、かつ時給も平均水準。
スーパー銭湯以外でバイトをするのは非常にナンセンスであると数字が物語っている。
魅力その6 勤務形態が「フロント」か「キッチン」か選べる
ほとんどのスーパー銭湯は、フロントとキッチンに業務が別れている為、自分の向き不向きに応じて業務を選択することができる。
3年ほどスーパー銭湯で働いていた筆者が、実際の業務内容を挙げる。
フロントの業務内容
・フロントでの接客
・館内、浴槽の清掃
・シャンプーやボディソープの補充
・タオルや館内着の洗濯
・サウナマットの交換
キッチンの業務内容
・調理全般
・厨房内の清掃
筆者としてはキッチンで働くことをを強く勧める。
上記においても明らかであるように、フロントに比べて作業内容が圧倒的に少ない。
また、すべての来場者がお食事処を利用するわけではないので、一般的な飲食店に比べると比較的楽なのが魅力。
バレたらクビなのでオススメはしないが、社員の目を盗んで料理をつまみ食いといった荒技も可能。
筆者がバイトしていたところでは、盛り付け、ドリンク、フライヤー、洗い場といったポジションの他に「見張り」という社員が来たらつまみ食い中のスタッフに咳払いで知らせるという裏ポジションが勝手に作られ存在していた。
魅力その7 素敵な出会いがあるかも?
スーパー銭湯は施設が大きいため働いているスタッフの数も多い。たくさんの人と出会えるのが人によっては一番の魅力かもしれない。
スタッフの年齢層も町の銭湯と比べて若いのだが、コンビニや居酒屋の店員ほど、いわゆる「パリピ」と言われる人種は少なく、どことなく落ち着いた印象のスタッフが多い。
そういった中で穏やかなバイト生活が送りたいという人にもおすすめなのが「スーパー銭湯」でのバイトだ。
最後に
この記事で最初に挙げた魅力2つ
「タダで風呂に入れる」
「社割で安く食事ができる」
この2つの関しては、念の為バイトの面接時に存在の有無を確認しておこう。
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