Uber Eats配達員の新たな稼ぎ方。注文者の心を打つプロフィールでチップを稼げ!

数年前は月収100万円プレーヤーも現れたほど稼ぎがいいことで知られたUver配達だが、現在、報酬は減少傾向にある。

現在はスリコ(報酬が300円の配達依頼)が依頼のほとんどを占め、Uber配達のみで生計を立てるのはおろか、副業としての魅力も薄れているというのが現状である。

特に配達のみで生計を立てる専業配達員の中には、収入を維持するべく「出前館」や「menu」など、他の配達サービスを併用していった結果、「脱サラ前より激務」という本末転倒の状態に陥った者もいるほどだ。

そんな中、目を付けたのが「チップ制度」だ。

目次

Uber Eatsのチップ制度について

Uber eatsは「チップ制度」を導入している。この制度は、注文者が配達員に対して、最大で注文料金の2倍までの額のチップを送れるというものだ。これは、丁寧なサービスや迅速な配達に感銘を受けた注文者が任意で行うものであり、強制されるものではない。

我々配達員が、頼まれてもいないのに商品の下に紙を敷いたり、小賢しいメッセージカードを添えたりしているのは、このチップを引き出すためなのだが、その効果はかかる手間に対してあまりにも微々たるものである。

しかし、Uber Eat配達員に向けて用意された「ある機能」を工夫して利用すれば、より効率的にチップを稼ぐことができる。

プロフィールを工夫する

ウーバーイーツを注文したことがある方はご存じだろうが、注文者は、商品の到着を待っている間、家に向かっている配達員のプロフィールを読むことができる。

プロフィールには、自分が配達する動機を、文字数制限50文字以内で載せることができるのだが、この「配達する理由」を、注文者の心を打つ文章にすることによって、爆発的にチップ獲得数を上げようというのが本稿の目的である。

チップの青天井を狙う

先述の通り、チップの上限は注文料金の2倍までなのだが、これはあくまでシステム上の上限である。

何らかの方法で注文者の心情に強い感銘を残すことができれば、配達時に玄関から出てきた注文者からの心づけという形で直接現金を頂くことができる。これはシステムを介さない現金授受であるため、そこにはもちろん上限がない。玄関からヌッと出てきた注文者から、札束を手渡されるということも理論上あり得るのだ。

プロフィールはこう書け

自分は医者を目指しているのですが、医学部の入学費を稼ぐため、勉強の合間を縫って配達を始めました。

世間の、夢を追う人に対する優しさにつけこんだ王道の動機。目指す職業はやはり「医者」がベスト。この配達員を救うことが、将来的に病気で苦しむ人々を救うことにつながるのだと思わせることができる。注文者が医者だった場合、「これ良かったら使って」と参考書のおさがりを貰える場合があるが、がっかりしてはいけない。医学系の参考書は相場が高いのでメルカリに出品しよう。

病気に苦しむ妹の治療費を稼ぐために始めました。莫大な額ですが少しでも足しになればという思いです。

莫大な額と言い切ってしまうことで、「決して到達できないであろう目標に、それでも立ち向かっていく姿」を作り上げている。「少しでも足しになれば」という一文が醸し出す健気さが、より一層注文者の心を揺さぶる。具体的なことを聞かれたときにボロが出そうになったら、玄関の前で泣き崩れてしまえばOK。

コロナの影響で前職を失い、現在就職活動中ですが上手くいかず、貯金も底をついたので配達を始めました。

伝家の宝刀「コロナの影響」で、注文者の共感を獲得する。「就職活動中」という設定は一見ありきたりだがポテンシャルは高く、会社経営者など社会的立場の高い注文者の目に留まった際、あわよくば職を得る可能性を秘めている。

幼い頃生き別れた母を探しています。人と接する機会が多い配達員をしていれば、いつか偶然出会える気がして

「金銭が目的で配達をしているわけではない」という特異な理由が注文者の興味を強く惹きつけ、結果的にチップを引き出す。出会いがしらに「母さん…?いやすみません。少し似ていたものですから」の一言を添えることで効果が上昇する。

母国を追われ今は日本で暮らしています。それでもあの日、戦車の前に立ちふさがったことは後悔していません

人は、母国を追われた人間に弱い。ましてやその理由が、現在でも行方知れずとされる天安門の英雄を示唆するものだとすれば効果は絶大。特に、注文者が中国人富裕層だった場合に期待できるチップ額は計り知れないが、共産主義者だった場合のケースを考えると諸刃の剣。

食うに困るほど困窮しています。お腹がすきました…同じく腹をすかせた幼い兄弟たちが家で待っています。

「こんなに腹をすかせた人間に食べ物を運ばせたのか」という罪悪感を植え付け、食事を恵んで頂くという目的に特化したプロフィール。空腹というのは、単純に生命の危機であるため、食事を恵んでくれる可能性は金銭のそれとは比較にならないほど高い。「持っていけ!」と言わんばかりに、自分が運んできた商品をそのまま貰える。

気を付けたいこと

心づけがお粗末でも態度に出さない

缶コーヒーなど、金銭的価値の低い物品を貰っても、決して露骨にがっかりした態度をみせてはいけない。「助かります!」と目の前で飲み干せば、注文者の同情心に火をつけ「ちょっと待ってて」と、より大きな心づけを引き出すことにつながる。

高級住宅街で配達する

いくらプロフィールを工夫したところで、注文者が貧しければチップを頂く可能性は大きく下がる。足立区に住んでいるような人は、配達員より金銭的に困窮している可能性が高く、チップを貰える可能性が低い。高級住宅街での配達を心がけよう。

悪天候の日は効果倍増

悪天候時の配達には、報酬に「ブースト」というボーナスがかかるのだが、悪天候時のメリットはそれだけではない。

商品引渡しの際、注文者の口から「雨の中ご苦労様です」の一言が出れば激熱演出。すかさず「自分なんか、給料もらえるだけありがたいです」など、健気な一言を放つことで相手の庇護欲に油を注げば、心づけがもらえる可能性が飛躍的に上昇する。

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この記事を書いた人

雑記ブログです。食べもののことを中心にいろんなことを書いています。

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