5キロパスタがすっぽり入る!アスベルのキッチンボックス

ライフハック

 

amazonで5キロのパスタを注文して連日パスタ生活というのが、この世で最もコスパのいい食生活だと知ることが、右も左もわからない小僧が、酸いも甘いも知り尽くした立派な大人に成長するための唯一の道筋なわけだが、晴れて大人の仲間入りを果たした者に最初に立ちふさがる困難、それが、「5キロのパスタをどうやって保管するのか」という問題だ。

筆者もかつてこの困難に直面し、百均やら無印やらニトリやらの、遭難者が出てもおかしくないほど広い売り場を血眼になって探し回ったものだが(極度の人見知りのため店員に聞けない)、結局答えはamazonの奥地にあった。

「アスベルのキッチンボックス5.6L」

これに、ぐったりした乳幼児くらい抱きごたえがある5キロパスタをおもむろに放り込む。

このピッタリ感、偶然という言葉で片づけるにはあまりにも無理がある。これは、あくまで言語学者の間に伝わる噂話として聞いた話だが、長年謎に包まれていた「シンデレラフィット」という言葉の語源に大きく関係しているというのが有力な説だそうだ・・・。

このままでは中のパスタが取り出せないことはハシブトカラス程度の知能があれば十分気づけることなので、中~大型犬程度の知能を持つ筆者も当然のようにハサミで切れ込みを入れていく。

筆者は観音開き派だが、各々が思い思いの切り開き方をすればいい。運命と一緒!

取り出しやすい。上京したてで一人暮らしを始めたばかりの若造は、北欧インテリア特集みたいな軟弱な雑誌片手に、プリングルスの筒みてえな縦置き型の容器をオシャレだなんだとありがたがって買ってくるが、それはいけない。縦型の容器はパスタをパンパンに入れると死ぬほど取り出しずらいのだ。容器を振って無理に取り出そうとした結果、キッチンの床に散乱したパスタを見下ろしたとき、これこそがパスタを立てた事に対する罰だと気が付き、人はパスタの真の取り扱い方を知る。

「業務用感丸出しの容器に寝かせて入れる」

これが答えだ。

めちゃくちゃかさばるが、そんなことは5キロのパスタを買った時点で想定済みでなければならない。シンクの下にあるスペースに取りあえずしまい込んだ、使ってない食器をすべて処分して、そこにブチこもう。異常に奥行きのある棚を買ってもいいがお勧めはしない。異常に奥行きがあるからだ。

ちなみにパスタはこれがお勧め。大学を卒業後、就職に失敗し、自分探しのために向かったイタリアで、カバンを盗まれあてもなく街をさまよい歩いて、這う這うの体でふと立ち寄った小さな料理店。なけなしのユーロで頼んだ一番安いメニュー。そこで食べた、涙が出るほど美味かったペペロンチーノに使用されていたのがこのパスタ。と、amazonのレビュー欄に書いてあった。