飲み会の直前にしておく事
軽く食事をとっておく
基礎中の基礎。最もシンプルながら最も効果のある対処法。
何が何でもこれだけはやっておくべき。
胃の中に飯を詰め込んでおけば、それがクッションになってアルコールの吸収速度を緩やかにしてくれる。
飲み会の前にコンビニに立ち寄り、ウコンだのシジミエキスだのといった値段の割に効き目が実感しずらいオカルトグッズの類には目もくれずおにぎり売り場に直行しよう。
自分お酒弱いですアピール
あらかじめ「自分はお酒弱いです」という事実を周囲に広めておこう。
これをしておく事で
・周囲が気を使ってくれる
・無理強いされなくなる
など、自分のペースでゆっくり飲める環境が形成され、飲み会の難易度がグッと下がり、かつての筆者のように先輩の8万円の革靴にゲロを浴びせて鼻にヒザ蹴りを頂戴するといったような悲劇を防止することができる。(たくさん血が出た)
間違っても強がって「自分お酒強いですアピール」をしてはいけない。
先輩に「お酒飲める?」と聞かれて「飲めます」と答えるのもNG。
こちらとしては、「全く飲めないわけじゃないです」という意味で答えたとしても、酒飲みは「お酒が飲めます」という言葉を「お酒に強いです」という意味に捉える傾向があるからだ。酒豪のおじさんが言ってました。
携帯のアラームをセットしておく
飲み会の後、ベロベロに酔っ払った状態で帰宅した場合、着替えもせずにベッドに倒れ込むのが常だが、この際に携帯のアラームをセットし忘れ翌日の仕事に寝坊という最悪の事態を回避するため、飲み会の前にあらかじめアラームをセットしておこう。
ただしこの際、アラームの音も聞こえないほどの深い眠りが予想されるため
このように短い間隔で大量のアラームをセットしておくことをお勧めする。
「この後もひっきりなしにアラームが鳴り続けるんだ…」という絶望感が二度寝への誘惑を一撃で断ち切ってくれる。
また、大量のアラームを解除する過程で目が覚めてくるという効果もある。
飲み会の最中にするべきこと
お酒と同量のお水を摂取する
耳にタコができるほど頻繁に聞くテクニックだが、頻繁に聞くだけあって効果は絶大。
見栄っ張りな筆者に至っては、自分で頼んだお水を誰かが飲んでいた徳利にこっそり移してあたかも日本酒を飲んでいるかのようにチビチビ飲む。
そうまでしてでも実践したいテクニックと言える。
ちゃんぽんは避ける
いろんな種類のお酒を飲むいわゆる「ちゃんぽん」は避けよう。
「焼酎に!生ビール!ちゃんぽんしちゃって酔いに酔い!」
という掛け声があるように、違う種類のお酒を立て続けに飲むと酔いの回りが早くなってしまうのだ。
なるべくたくさん喋る
飲酒検問では、センサーに向かって息を吐かせて飲んでいるかどうかをチェックしている。
アルコールは揮発性が高いので、呼気に混じって体内から排出されるのだ。
たくさん喋ることによって少しでも多く体内からアルコールを排出しよう。
おしゃべりが苦手な場合はひたすらハアハアし続けるという手もあるが、合コンではやめておこう。
酔ってしまったと感じたら
冷たいものを摂取する
アイスクリームやシャーベットを食べると気分がすっきりしてある程度酔いが覚める。
デザートを頼みずらい状況なら氷でもいい。
筆者はお酒が弱いという事実と同時に「甘党である」という事実も周囲に広めているため、飲み会開始30分で黒糖バニラアイスを頼むという暴挙も許されている。
吐く
まるで酔っていたのが嘘かのように気分がスカッとする圧倒的な即効性を発揮する。
なるべく避けるべき最終手段だと思われがちだが、酔いが回りきる前、理性が残っているうちに吐いてしまう方がいい。
吐いたことがバレなければ最高の手段と言える。
吐きやすくするために水を一杯飲んでから用を足しに行くかのようにしれっと席を立ち、トイレの個室に入ったら口の奥に指を突っ込みのどちんこをダブルクリック。
吐き終わったら服や靴にゲロが付いていないか入念に確認。
多分涙目になっているので涙を拭いてしれっと席に戻ってしれっと会話に参加する。
完全犯罪の成立だ。
ただ、吐くという最終奥義は体に負担がかかるため、原則として一度の飲み会につき一回までとしておこう。
筆者は学生時代、このテクニックをステルスリバースと名付け、お酒に弱い体質でありながら酒豪であるとまで周囲に錯覚させるほど多用したのだが、食道が裂けてゲロに血が混じるという恐怖を味わって以来封印している。
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