一人で回転寿司に行くなら元祖寿司がオススメ。他の客もほとんど一人だから複数で行く方が浮くレベル

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回転寿司に一人で行く勇気が出ない…そんな時は元祖寿司

「STARBACKS」や「EXCELSIOR」といったおしゃれな横文字で溢れる繁華街で異彩を放つ「元祖寿司」の筆文字。外国人観光客は刺青を入れるところか何かと勘違いするのではと思うほどの渋い佇まい。

元祖寿司とは?

「元祖寿司」は都内を中心に27店舗を経営する回転寿司チェーン。池袋や新宿、渋谷のセンター街など、都内でも特に人通りの多い場所には必ずといっていいほど存在するため「入ったことはないけど見かけたことはある」という方は多いのではないだろうか。

この元祖寿司、くら寿司やスシローなどのキラキラ系回転寿司とは決定的な違いがある。

「テーブル席がない」のだ。

一人で黙々と寿司を運ぶ客一同。

つまり元祖寿司は、お一人様をターゲットに運営している回転寿司であり、一人で回転寿司に行く際の最大の苦痛である「幸せそうな家族や仲間と楽しそうに食事をする若者達を見て一人で黙々と寿司を食う自分が惨めになる」というアクシデントは絶対に起こらない。昔はこういう回転寿司いっぱいあったよね。

東京という砂漠を彷徨う孤独な旅人のための回転寿司、それが元祖寿司だ。

値段が安いぜ元祖寿司

「繁華街の回転寿司なんて膨大なテナント代を払い続けるべくクソみたいな品質の寿司を相場の解らない外国人観光客にぼったくり価格で売りつけてるんじゃないの?」

そんな心配は入り口付近に堂々と掲げられた看板に打ち破られる事になる。

  • マグロ
  • サーモン
  • えび
  • えんがわ
  • サービストロ(!?)

これらの回転寿司における1軍、誰もが頼むような人気メニューを125円で提供してくれる。100円寿司に毛が生えた程度。

125円で食べられるのはこれだけではない。

上段に書かれているメニュー全てが125円。

元祖寿司をわかりやすくいうなら、「お一人様向けの125円寿司」といったところだろう。

はまちが125円でかんぱちが160円。はまちとかんぱちの違いがわかるならすしざんまいに行くのでここでははまちを楽しもう。

当然品質もいい

マグロとはまち。

くら寿司やスシローの、まるでシャア専用ザクの右肩についてるやつみたいなプラスチック感溢れるマグロとは違って天然感がある。

これ

何より店員さんが手で握っているので自然な食感と形。シャリがレンガぐらい四角いロボット回転寿司に慣れている人はわずか20円の差でこんな寿司が食えることに涙を禁じ得ないだろう。

あじとこはだ。

一緒に注文して公開したが筆者には区別がつかない。でもなんか両方美味しかった。

ネタの上に乗っている薬味の量が嬉しい。くら寿司でカツオ頼んだことある?研究所とかにある最高性能の計量器でも重さを認識できないくらいの量しか薬味が乗ってなくて切なくなるぞ。

サラダ。いきなりステーキさん、ステーキの付け合わせこれにしてください。

これが噂のサービストロ。食べた感じは赤味とほぼ変わらないが、それでも125円でトロと銘打たれた物体を口に放り込める有り難みに感謝。「努力したら毎日トロが食べられる大人になるよ」と幼少期の筆者に言い聞かせていた母さん、努力しなかったけど元祖寿司なら毎日食べられそうです!

どうしても魚の脂が楽しみたければ160円皿に手を伸ばす必要がある。サーモンハラスは特に脂が乗っていて、これ一皿で半年分のDHAはチャージできたかと思える程。

醤油皿がない回転寿司での筆者の基本スタンス。一皿目を醤油皿にすることで毎回寿司の醤油をかける煩わしさから解放されている。ついでにガリを添えておくと寿司屋に来たなという感じがする。ディズニーランドで言うところのキャラメルポップコーンですね。

そんなこんなで16皿も食べてしまった。回転寿司って満足行くまで食えるからいいよなあ。

余談だが筆者の祖母は外食が嫌いだったが回転寿司だけは好きだった。理由を聞くと「食べ物を残す心配がないから」だそうだ。回転寿司のニーズってこういうところにもあるのかも知れない。

これだけ食っても2203円。ワーキングプアの筆者でも月に一回くらいはいいんじゃないかと思える価格。

上京してきたばかりの人は特に、寿司が食べたいけど一緒に行く人がいないという悩みを抱えた人も多くないはず。元祖寿司なら一人で思い切り寿司が満喫できますよ!

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この記事を書いた人

雑記ブログです。食べもののことを中心にいろんなことを書いています。

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